例年、派手さを増すばかりだった水かけ祭り(ティンシャン)が一転して質素路線に転じそうなおふれをヤンゴン担当大臣が出しました。
昨年の水かけ祭りの映像、ケンタッキーはじめ大スポンサーのロゴの前で大音響で踊りまくる水濡れ男女の画が各紙を飾りました。特にカメラマンの腕が秀逸なイラワジ紙サイトは見ていて飽きませんでした。
しかし新政権になった今年、抑圧がとれて爆発だあ!となるかと思いきや正反対。
なんとヤンゴン市当局は、営利目的のパビリオン出展を禁止してしまい、伝統を質素に楽しめとお触れを出しました。背景には、若者のエネルギーが制御不能になりかけたり、パビリオンの裏でドラッグが展開したりという現実もあります。関西の人には「ひと頃の須磨海岸状態」といったらわかりやすいかもしれません。
そんな状況を引き締める・・・というのも、確かに今がベストタイミングかもしれません。NLD政権の前途の待ち受ける困難の数々を考えれば、「ガス抜き」の必要性がミニマムになのが今なのかもしれません。
こんな光景はもう見られない?
伝統的質素な水かけ祭りもまた一興でしょうか。
ソースはイラワジ紙
For-Profit Stages Banned During Water Festival