ミャンマー庶民の化粧品、タナカ。ヤンゴンの上流階級では顔に塗りたくる人が減りつつあるように感じられますが、まだまだ庶民に人気のアイテム、ちょっとしたウンチクの記事を紹介。
タナカの原料となる種子。原産地はザガイン州AyadawとマグウェのYesagau。Ayadaw種のタナカは元々、文字通りAyadawでのみ収穫されていましたが、7~8年前から他の地域にも拡大。
タナカの木は成長が早く5~7年ぐらいで売り物になり、種子は45日で出来ます。その種子、樹皮、根などに水を加えて擦り合わせて好みの模様で顔に塗りたくります。植え付けコストが200チャットで出荷価格はミルク缶一杯分の種子が1万~5万チャット。
Ayadawタナカの需要は伸びているとのこと。経済発展とともに、ロンジーとともにジ徐々にすたれ始めるのではと懸念してましたが、そうでもないようです。
ソースはGlobal New Light of Myanmar, 写真は自前
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/17/02/2016/id-6421
Ayadaw Thanaka seeds gain higher demand | Global New Light Of Myanmar