新年あけましておめでとうございます
旧年中は当サイトにおいでいただきありがとうございました。みなさまにとり2015年はどのような年だったでしょうか。
2015年は私とミャンマーのおつきあいも色々動きのある年でした。3月にはアジア精神医学会(WCAP2015)が九州大学医学部百年講堂を会場に開催され、ヤンゴン医大Ⅰ(UM1)教授、軍医医大(DSMA)教授、マンダレー大准教授の人脈を日本にお招きしシンポジウムを盛況に成功させることができました。さらにヤンゴン現地ではますます多くのミャンマー人・日本人のみなさまと有意義な時間を過ごすことができました。みなさまに心より感謝いたします。
さて、2016年はどのような年になるでしょうか。まずは3月の政権交代です。
いろいろ混乱を予想する声を現地で聞いてまいりましたが、11月以来の動きをみておりますと、そこまでひどい混乱でもないのではという気もしてきております。特に、アウンサンスーチー氏が軍の人材と水面上でも水面下でもしっかり語り合っているのは福音です。その反面、少数民族案件や(死刑判決問題で垣間見えてしまった複雑な国民感情の)隣国関係など火種はさまざまにあり、ますます目が離せない一年となりそうです。
ひきつづき、ウォッチングを発信してゆきたいと考えております。
ミャンマーにかかわる皆さまのご多幸と成功を心より願っております。
2016年元旦
勝田吉彰
渡航医学畑への新年ご挨拶です