ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマー軍トップが外国メディアや大使と面会を殊更アピールするこの頃

ミャンマー軍トップのミンアウンフライン将軍のFB,先週までは「洪水被害地視察および支援物資贈呈式特集」の趣でしたが、今週からトレンドが変わっています。「西側外交官やマスコミに積極的に会っているの図」特集の雰囲気です。これまでも、特段の大物だとか外国軍トップの訪問時はアップされていました。たとえば、日本人ならば、自衛隊の岩崎・前統合幕僚長(現役時代にネピトーと日本で1回づつ、さらに退官してからプライベート私服姿で最近1回)、笹川陽平氏(2回、うち1回は岩崎氏プライベート訪問時一緒に)、現大使。

 

ただ、今週にはいってからダダダッと連続しているのです。しかも通常のミャンマー語オンリーではなく英語版のエントリーもかならずアップされるのがいつもと違うところ。今朝8月22日付朝日新聞には単独インタビュー記事が載っておりますが、この取材光景がまたデカデカと発信されています。国賓級にもてなされている朝日・五十嵐記者の図。英語バージョンとミャンマー語バージョンあわせると、実に3エントリー、五十嵐氏だけで5枚もアップ! 説明文の後半は「朝日新聞は日本で歴史のある私営日刊紙で1879年1月25日創刊、朝刊770万人夕刊290万人の読者がいて・・・・」と、なんだか朝日新聞”が”取材されたみたいな感じ。

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米国メディアにもちゃんと会ってます。ワシントンに本拠をおくRadio Free Asia-RFA。見るからにひとくせありそうな記者にもにこやかに応対。

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この人はEU大使。H.E. Mr. Roland KOBIA

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中国大使も。

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これから11月にかけて政治の季節にはいるミャンマー。要人たちは外国メディアにもアピールに余念がない。そしてアピールした証拠写真は英ミャンマー両語で普段よりはるかにマメにアップされてゆく。

スーチー派勝利でも「結果尊重」 ミャンマー国軍最高司令官:朝日新聞デジタル

Senior General Min Aung Hlaing | Facebook

【追記】

朝日新聞五十嵐氏のインタビューなんと一問一答がぜんぶアップ! これから会う記者さんたちにゃあ厳しいかも。

タイムラインの写真 - Senior General Min Aung Hlaing | Facebook

そして次の日は共同通信インタビューも微細にアップ!

タイムラインの写真 - Senior General Min Aung Hlaing | Facebook