ミャンマー与党USDPのシュエマン前議長が8/12に突然解任⇒自宅軟禁の政変で、情報省大臣が語っています。この人、FB大好き大臣として有名ですが、今回はFBじゃなくてロイターのインタビュー。
解任の理由は
1.野党NLDのアウンサンスーチー氏と手を結んでいたこと、そして憲法改正に賛成していたこと(注:否決された。これが通っていれば、軍の権限は大幅に縮小し、また、選挙によりアウンサンスーチー氏が大統領になる資格がうまれるところだった)
2.与党USDPの幹部が数週間前にテインセイン大統領に秘密の」手紙を送り、その中で、シュエマン氏による党の方針について懸念を示していた。ライバル政党のリーダー(ここでは具体的に名前を挙げず)との透明性を欠く関係も。
3.昨年から、党や国よりも自分の野心を優先させた “very questionable”
ここから浮かびあがってくるのは、与党USDPと野党NLDの大連立を企てその蝶番部分に座って全権掌握しようと考えていたけれど、大統領はじめ党内大勢の不興を買ってしまった・・・ということのようです。
Shwe Mann Ousted Over Contentious Stances: Ye Htut
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