ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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ミャンマー雨季の光景、病院はこうなるという現実

ミャンマーの雨季、病院もこうなりますという光景。昨年同期にもほぼ同様の写真が現地の知人医師たちのフェイスブックにアップされていました。北部大水害の光景とは異なり、こちらは雨季の日常的光景です。

ミャンマー北部、東ダゴン、Ywathargyi村に存在するMyanmar Mental Health Hospital、ヤンゴン中心部からは車で1時間ぐらいの場所にあります。

病棟がいきなりこうなっています。この場所は、リハビリ作業でも使われる空間です

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この場所の平時の様子。前回訪問した時には折り紙教室なぞやって患者さんと遊びました。

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広大な敷地を結ぶ渡り廊下も水没。

f:id:tabibito12:20150803001238j:plainこの場所の平時がこれ。前回は電気カートに乗せていただきましたが、当然、この状態では走れません。

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2013年の雨季にも非公式訪問をしたことがあるのですが、ごく一部、裸足で歩きました。ふと足元を見ると”ヒル”が泳いでいました。

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渡り廊下から見た平時の光景。渡り廊下は一段高くなっています。つまり、渡り廊下が水没するということは、この光景は全面海になっているわけです。

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さらに渡り廊下から遠景。このような人里離れた場所に建っているわけですが、この光景はすべて「大きな海」になっているのも容易に想像できるところです。

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ミャンマーの雨季は医療施設にも容赦なく降り注ぎ、病院が海になってしまう。