ミャンマーよもやま情報局

関西福祉大学 勝田吉彰研究室。科研費研究でミャンマーに通っています。学会発表や論文には入らないやわらかいネタをこちらで発信しています。取材や照会など連絡先はこちらへ myanmar@zaz.att.ne.jp

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チャイナ・プラス・ワン駐在のメンタルヘルス支援に向けた現状報告(日本渡航医学会誌 Vol7 No.1, 58-61 2013 査読付)

日本企業の海外進出先のトレンド「チャイナ・プラス・ワン」。ミャンマーをはじめとして東南アジアの国々が熱い視線をあびているわけですが、その中でミャンマーインドネシア・タイの現地聞取り調査の結果を学会誌で報告したものです。

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アイテムタイプ 学術雑誌論文 / Journal Article
言語 日本語
著者 勝田 吉彰
抄録 チャイナ・プラス・ワンとはー
近年, 日系企業の新たな海外進出先として,中国から東南アジア諸国へのシフトがみられる.これは,中国における人件費高騰・政治的要因・法令の不備と人治主義・労働争議の頻発・政治的車し際といった「チャイナリスク」の増大から,製造拠点を中国一国のみに構える一極集中投資がリスクと認識されてきたためである.そこで,中国以外の別の国に投資を分散しリスク管理をはかる経営戦略として「チャイナ・プラス・ワンJ)の潮流が生まれてきた.このチャイナ・プラス・ワンの流れに乗って投資先として, ASEAN地域が注目されている.この動きに乗り,日系企業ASEAN諸国への進出が盛んになれば必然的にこれらの国に駐在する邦人数が増加することになりその健康・メンタル管理に必要な知識が渡航医学や産業医学現場でますます求められることになる.
筆者は,外務省医務官としてアフリカ・アジア・欧州に在勤するなかで現地におけるストレス要因やメンタルヘルスについて報告を行い2-4) 特に中国赴任のメンタルヘルスに関しては産業界の要請も多く一般誌紙への執筆要請に基づく報告も行ってきた5.6) 今後, iチャイナ・プラス・ワンJの潮流に乗って日系企業の進出先が変化するのに伴い, ASEAN諸国への赴任者に向けた情報の社会的要請が高まると思われるので,特に経済誌紙の報道の多い国を中心に報告する.
雑誌名 日本渡航医学会誌
7
1
ページ 58 - 61
発行年 2013
出版者 日本渡航医学会
ISSN 18838065
著者版フラグ publisher
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